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マラソン&ランニングニュース

高瀬、カーブ攻略し好記録=日本短距離界に熱気―東日本実業団陸上

(2015/5/17-17:53)

 今季の充実ぶりが目を引く高瀬といえども、これほどのタイムは自身も予想していなかっただろう。男子200メートルで日本歴代2位となる20秒14。ゴール後は右手で何度もガッツポーズを繰り出し、「思ったより記録が出た。自信になる」と声を弾ませた。

 「今までにない走りができた」というように、経験したことのない感覚だった。向かい風の前半から迷いなく飛ばし、カーブをスムーズに曲がり切った。最短コースを取る走りを体に覚え込ませるため、レーンの内側20センチの箇所に印をつけ、それを踏んで走る練習を繰り返してきた。「それで0秒2、変わってくる」と意図を説く。後半は追い風を背に受けて走り切ると、20秒34だった自己記録をその言葉通りぴたりと縮めた。

 1週間前には100メートルでも自己ベストの10秒09を記録するなど、進境著しい26歳。目標とする世界選手権での決勝進出に向け、「きょうのように走れれば十分狙える」と確かな手応えを得た。

 さらに、日本人初の19秒台突入についても「コンディションが合えば、自信がある」と言い切った。100メートルで脚光を浴びる桐生祥秀だけではない。日本スプリント界が、熱気を帯びてきた。

[時事通信社]


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