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桐生、リスク回避=無念の棄権決断―関東学生陸上

(2015/5/15-19:31)

 準決勝を走り終え、決勝に向けて「いい感じの疲れがある。優勝が目標」と話した桐生。だが、このレース中に左足太もも裏を痛めた。土江寛裕コーチから欠場を勧められると、悔しそうな表情を浮かべたそうだが、結局は棄権を決断し、日本人初の9秒台挑戦は見送られた。

 前日は100メートル予選を走った後、400メートルリレーのアンカーとして快走を見せた。短時間でレースを重ねた影響か、この日の準決勝ではトップスピードに上げる途中、太ももにつったような感覚があったという。

 10秒37で決勝進出を決めたものの、後半は流すというより減速した。決勝のスタート直前まで出場を模索したが、全力で走ったときの不安が完全には消えなかった。

 大きなけがではないとみられるが、今季一番の目標である世界選手権(8月、北京)を控え、「小さなリスクも取るべきではないと判断した」と土江コーチ。桐生はもともと右足よりも力が強い左足の負担が大きく、今回の患部は昨年9月に肉離れを起こした箇所に近い。まずは万全の状態を取り戻すことに専念する。

[時事通信社]


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