陸上の世界選手権（８月、北京）代表選考会を兼ねた日本選手権５０キロ競歩は１９日、石川・輪島市文化会館周回コースで行われ、荒井広宙（自衛隊）が３時間４０分２０秒で初優勝した。２位は谷井孝行、３位は山崎勇喜（ともに自衛隊）だった。

　同種目では荒井と谷井が既に世界選手権代表入り。残り１枠は山崎が有力候補となった。競歩代表は２３日に発表される。

　荒井は３５キロを過ぎてから吉田琢哉（盛岡市役所）と谷井を引き離し、一時は山崎の持つ日本記録（３時間４０分１２秒）ペースを上回ったが、８秒及ばなかった。　

［時事通信社］