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劉翔が引退表明=「アジアの昇り龍」―陸上五輪金メダル

(2015/4/7-20:07)

 【北京時事】2004年アテネ五輪の陸上男子110メートル障害で金メダルを獲得した劉翔(31)=中国=が7日、現役引退を発表した。自身の中国版ツイッター「微博」で、「離れがたいが、私のけがは良くならず、若くもない。もう二度と思い切り走れない」と無念さをにじませた。

 短距離種目でアジア人初の五輪金メダルを獲得し、「アジアの昇り龍」と呼ばれ、国民的英雄となった。06年には110メートル障害で12秒88の世界新記録(当時)をマーク。しかし、国民の期待を背負った08年北京五輪では右アキレスけん痛のため棄権した。

 劉翔はその時の心境について微博で「今なお思い出したくない。私の夢は、故郷の人々の前で五星紅旗(中国国旗)を最も高い所まで揚げることだったが、脚の痛みはあいにく戦いの直前に襲った」。「なぜ私は全国人民の期待に背いたのか」と悔やんだ。

 再起を懸けた12年ロンドン五輪でも、予選で転倒して棄権。五輪後に手術を受け、競技から遠ざかっていた。一方、国政助言機関・全国政治協商会議(政協)委員も務めている。

 微博では引退後について、「中国青少年スポーツの発展と国民の健康増進のためにつながる仕事を行い、力の及ぶ限り、中国の陸上が国際舞台で影響力を発揮するよう推し進めたい」と強調した。 

[時事通信社]


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