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RUNNERS WOMAN

ビギナー女子の素朴な疑問【第3回】 レースウエアのこだわりとおしゃれのポイントは?


今月の質問 レースウエアのこだわりとおしゃれのポイントは?

Q. はじめてレースに出ようと思いますが、みんなどんなウエアを着ているのでしょうか?
おしゃれのコツとかこだわりについてや、予算感なども教えてください。

ビギナー女子のこんな質問について「山中湖ロードレース」(山梨県)に出場した女性ランナーたちの声を集めました!

小山寛子さん(保育士、ランニング歴8年)

ひざを守ってくれるタイツが最重要アイテム!

大きな星柄のトップスを中心にシックなカラーでまとめています。
「ひざを故障しているのでサポートタイツが私にとっては大事なアイテムです。アームカバーは日焼け対策。
トップスはショップで買っても、ショートパンツなどは大会会場で安く買うことも多いですね(笑)」


石川美枝子さん(会社員 ランニング歴半年)

お気に入りのパンツを中心にコーディネイト!

半年前から走り始めて本日がデビュー戦という石川さん。
「気に入って買ったアディダスのパンツに合うように、コーディネイトを考えました」
パンツはよく見ると小紋のような総柄できれいな色。やはり柄入りのシャツと合わせていますが、シャツの地がホワイトなのでスッキリとした組み合わせ。デビュー戦をステキなウエアで完走しました。


堀部真奈美さん (アパレル系の会社にお勤め ランニング歴4年)

好きな色を決めてカラーコーディネイト!

ウエア、シューズ、アームポーチ、そして写っていないけれどサングラスのフレームまでピンクにそろえていて、ブラックのタイツで引き締めています。
「アームポーチにはアイフォンを携帯しています。レースは年間6回程度でていますが、今年は11月の富士山マラソンが照準レース。まだそのときのウエアは決めてません(笑)」


リンコさん(住宅メーカーに勤務 約10年ぶりに大会に出場)

襟元と脇から見える
サーモンピンクの部分は
重ね着風に見せるための
デザイン。脇のシャーリン
グもおしゃれです

色は抑えめでディテールが凝ったデザインがgood!

「今回はシックな色でそろえてみました。すべてプーマです。このブランドはおしゃれで好きですね」
トップスは重ね着のように見えるデザインで、
サイドにシャーリングが入っているのがポイント。
シャツとパンツが黒なので、タイツの柄が引き立ちます。


加藤淳子さん(IT関連企業にお勤め ランニング歴3年)

シューズの色とシャツの色を合わせました

イエローのシャツと、グリーン系のネックカバーがポイント。ホワイトのアームカバーと合わせて、爽やかなコーディネイトです。
「シューズのヒモがイエローなので、それに合わせてトップスのカラーを決めました。ネックカバーは、京都マラソンの参加賞です」
タイツとパンツをモノトーンにして、シャツと小物類で色遊びをする。このテクニック、ビギナーにも真似できそうですね。


左:遠藤恭子さん(調理師 ランニング歴4年)
右:島田恭巳(やすみ)さん(介護福祉士  ランニング歴24年)

タイツのサポート具合も好みはそれぞれ

「レースのときのタイツは、ハードにサポートしてくれるタイプが好き。脚の疲れ方が違います」(遠藤さん)
「CW-Xのタイツの中では、ソフトなサポートのものを選んでいます。レースのときは、ポイントカラーを決めてトータルでカラーコーディネイトしたいですね」(島田さん)
おふたりともアームポーチにお金などの貴重品を入れて携帯していました。


田嶋紀子さん(看護師 ランニング歴18年)

動きやすいショートパンツをセレクト!

山中湖1周で57分46秒で女子5位! かつて実業団に所属し、この大会では過去に優勝したこともある実力者。フレンチスリーブのシャツと、キュロットのように比較的ゆとりのあるショートパンツで女性らしいスタイル。
「動きやすさを重視してレースではショートパンツですね。あと必ずサングラスはします。日差しを避けるのと、レースに集中するためです」


左:松岡登久子さん(小学校の教師、ランニング歴4年)
右:榊原幸代さん(染色家、ランニング歴4年)

レース中、意外に日焼け
するのが首まわり。
対策としてタートルネック
のウエアをセレクト

日焼け予防のためのタートルネックをセレクト

幼稚園のときからの幼馴染みのおふたり。
色違いのおそろいのウエアで出場。
「首まわりを日焼けしたくないので、ニューバランスの
タートルネックのウエアを選びました。予算はだいたい全身で2万円くらいまででコーディネイトするようにしています」


左から:ユキさん、まきさん、ゆきさん

こだわりそれぞれ! でもタイツの好みは同じ!?

いつも一緒に練習している仲良しラン仲間で山中湖一周の部に出場! 今日のおしゃれのポイントは…
「パンツの柄です」(ユキさん)。「ファスナー付きの襟元がポイント!」(まきさん)。「グレーとピンクのカラーです。勝負レースでは補給食を携帯したいので、ポケットがたくさんあるパンツにしてます」(ゆきさん)
3人ともタイツはCW-Xを着用。「ただ練習のときはほかのタイツをはきます。使い過ぎると(サポート力が)劣化するような気がして…」(まきさん)


小野千枝子さん(お花屋さんを経営、ランニング歴3年)

目的に応じた小物づかいを!

ポイントはパープル系のフレンチスリーブシャツ。よーく見ると細かい柄入りです。ほかをベーシックなブラックにそろえることでシャツが際だちますね。
「今回は日焼け止めとしてアームカバーも着けます。ウエアは、タイツ以外のウエア上下でだいたい1万円程度の予算にしています」


左:正田美紀さん(ランニング歴3年)
右:安麻衣子さん(ランニング歴5年)

動きを妨げないほどよいサポートのタイツが好み

ふたりがこだわっているのがサポートタイツ。
「ほかのサポートタイツも試してみましたが、C3fitのタイツは締めすぎず必要なサポートをしてくれるので、はいていてとても気持ちいい! おすすめですよ」(安さん)。
「トップスの予算は5,000~6,000円程度ですが、ショートパンツなら4,000円程度。ただボトムスよりトップスのほうがよく買いますね」


川崎美紀さん(マナー講師 ランニング歴11年)

キャップとネックカバーの
色をそろえて…。
小物はほかのどれかと色を
合わせるのがおすすめ

白いワンピースが清楚なイメージ

「ワンピースとタイツは揃えて買いました。キャップは、応援の人からのリクエストでピンクにしました。白や黒をかぶってるランナーが多いので、見つけてもらいやすいでしょう?」
 ネックカバーはキャップに合わせてピンク、アームカバーはタイツに合わせてグレーに。小物の色をそろえて色数を絞るとセンスよくまとめられますね。


五十川翔子さん (スポーツクラブ勤務 ランニング歴8年)

きっぱりとしたブルーが会場でも目をひく

今回はスポーツクラブの会員さんを率いて出場! ピンク系のウエアが多い女性ランナーの中でこのカラーは会場でも目立っていました。
「全身アディダスのウエアで、ブルーにこだわってそろえてきました! ウエアは気に入れば金額に関係なく買ってしまいますね(笑)」
パンツのパイピングやタイツのラインもブルーにそろえてお見事!


吉田千暁さん(会社員 ランニング歴2年)

夏はノースリーブシャツとショートパンツ!

ハーフで1時間34分12秒で女子8位と見事な記録。このレベルのランナーはウエアの着こなしも違います。
「夏はやはり動きやすさから、ノースリーブのランシャツですね。ボトムスはショートパンツでファスナーポット付きを選んでいます。今回はハーフマラソンですが、フルに出るときには補給食のジェルを持って走りたいので」
 ノースリーブのときは、こんなふうにブラトップの肩ヒモをあえて出して、レイヤードに見せるとカラーアクセントにもなっておしゃれですね!




取材・撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!


取材にご協力いただいた大会

第34回スポニチ山中湖ロードレース
5月25日(日)
山梨県山中湖村


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