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RUNNERS WOMAN
ひんやりと冷えた秋風のそよぐ10月18日の金曜日の夜、東京・千駄ヶ谷の国立競技場では「フライデーナイト・リレーマラソンin 国立競技場 秋大会」が開催されました。前回の夏大会では明るかった空も、この秋大会では早々に日が暮れてスタートのときにはすっかり夜の雰囲気。ハロウィンの演出もあり、いつもとは違う非日常的な雰囲気でワクワク感が押し寄せてきます!
その日のうちに帰れる「3時間の部」とオールナイトで朝まで走る「12時間の部」、合計500チーム2800人程のランナーたちが仲間たちとタスキをつないだり、仲間の応援を受けて周回数を競い合いました。そして、今回の「フライデーナイト・リレーマラソンin国立競技場」をもって、今の国立競技場での「フライデーナイト・リレーマラソン」開催は最後となります。1958年から数々の記録を生み出した国立競技場も改築の準備が始まります。記念すべきラストの「in国立競技場」は、いつも以上に盛り上がりました!
改築前最後の開催となった国立競技場。今夜も走ります!
陽もとっぷり暮れた19時です。さあ、ナイトリレーのスタート!
会場の国立競技場メインゲートの青山門に入ると、まずはライトアップされた真っ赤な「プーマランニングキャラバンカー」に目を惹かれます。ナイトランにぴったりな「プーマ グロー」シリーズやおしゃれな最新ウェアを積んで参加者たちをお出迎えです。ここで足に合ったシューズを借りて、実際にリレーマラソンで走ることができます。
「お店で試着してもよく分からないけど、ここだときちんと走って試せるのがいいね!」という声もありました。
真っ赤なボディに白のラインがクールなBMW MINI CLUBVANとトレーラーが設置されているのがちょうどゲートの広場前というのもあり、ちょっとした社交場のような場所になっていました。
試着したシューズをリレーで実際履くことができました!
夜にライトを浴びると光る蓄光素材や反射素材の使用により、自動車や自転車、後ろを走るランナーにもアピールできるのが「プーマ グロー」シリーズの特徴。側面のデザイン部分だけでなくソール部分も光る「ファース 600 S グロー」と、同じく側面やソールが光りつつ新しいテクノロジーも搭載された「モビアム エリート グロー」です。
レース開始後、特設ステージではどそのシューズたちの利用リーンについて解説が。「ファース 600 S グロー」は軽い上にクッション性が高く、ホールド感や安定性が高いので、日々のランニング・トレーニング向きとのこと。「モビアム エリート グロー」はクロスしたバンドが埋め込まれたソール構造が「足の回り」を向上させ、効果的にスピードフォームを作り上げるので、長距離やスピードトレーニングにフィットするということでした!
どちらも、メンズ、ウィメンズ共に3色ずつ。ライム パンチ、ハワイアン オーシャンは共通で、メンズはフルオオレンジ、ウィメンズは 少し濃いフロー ピーチです。ひとひねり効いたカラーリングがクール!
また、PUMAが開発したiPhone向けのアプリ「PUMA RUN NAVI」も気になるアイテム。距離と走りたいスポットを選択するだけでランニングコースを自動生成するという、ランニング練習をスマートに行えてしまうスグレモノ。無料で公開中なのでiPhoneユーザーは要チェックです。
職場やその友だちと集まったメンバーで3時間の部に
参加。一致団結の仲良しチームです。
春大会からこの「フライデーナイト・リレーマラソン」に
参加し、今回は2チーム20人で12時間の部にエントリー。
男性2人の西村さん(右端)と中泉さん(中央)の
チームは“頑張るチーム”、女性の上田さんは
“楽しむチーム”です。
Facebookで集まったランニンググループ。今回は
12人で12時間走ります。メンバーは全国津々浦々より
参加。今回は真ん中の宮城愛(めぐみ)さんが
兵庫から(!)参加で朝7時に家を出てきました。
他にも山形から来るメンバーが夜中に到着する予定です。
会社の仲間たち12人で12時間の部に参加していると
いう2人。「このシューズ軽いね!」と身軽にモモ上げを
して準備万端。「そろそろ順番なので、これから走って
きます!」と、颯爽と走って行きました。
大学院で一緒だった同級生8人で12時間の部を走る
のは、斉藤篤彦さんと由梨さんご夫婦。
当時は走ってなかったけれど、卒業してからランニング
イベントで集まっては走るようになりました。
「良いシューズを買ったらもっと走るかも…」と篤彦さん
は由梨さんにおねだりモードです。
走るポーズを付けてくれたのは松本葉子さんと
長瀬奈津子さん。12人で12時間走ります。
7月に24時間リレーマラソンの富士北麓公園大会に
出たので「あれに比べたらラクチン」と元気です。
次回レースは2人そろって3年連続でエントリーできた
という「名古屋ウィメンズマラソン」とか。
がんばってください!
12時間の部で栄えある1番のゼッケンを付けている
のは1人で12時間を走る古田利子さん。
国立競技場が最後だから記念にと参加です。
「無理せず、10時間をゆっくり走るのが目標!」
6人で12時間の部に参加した上田裕子さんと
栗原貴子さん。着替える前にシューズをレンタルして
やる気満々!
ぞれぞれが1人で12時間を走り抜きます!という2人
は、楽しく仮装して気分アゲアゲ中。
前回も1人で参加した森川祥子(さちこ)さんは「最初は
カボチャで、夜中になったら魔女に変身します」、
比嘉智子さんは「1人AKBです」。
取材・文/松本佳代子