4年に1度行われるスポーツの祭典。古代ギリシャで行われていた「オリンピアの祭典」をもとに、フランスのピエール・ド・クーベルタン伯爵によって提唱され、1896年にギリシャのアテネで第1回大会が行われた。古代ギリシャで行われていたものと区別するために、近代オリンピックとも呼ばれている。マラソンが初めて行われたのもこの第1回大会から。夏季と冬季があり、マラソンは夏季競技。日本選手で金メダルを獲得したのは、男子では1936年ベルリン大会の孫基禎。女子では2000年シドニー大会の高橋尚子、2004年アテネ大会の野口みずき。オリンピックにおけるマラソンは国民の注目度も高いため、その国内選考会も大きな話題となる。