Rest/Icing/Compression/Elevation
練習やレースで捻挫、肉離れ、打撲などの外傷が発生した際の応急手当の基本法。Rは「rest」(安静)、Iは「icing(ice)」(冷却)、Cは「compression」(圧迫)、Eは「elevation」(高く挙げる)の頭文字を取りRICE法と呼ぶ。まずは安静(Rest)にして安全な場所に移して患部を安静状態にし、患部を15~20分冷却(icing)して内出血や腫れを抑える。冷却と並行して患部を圧迫(compression)し、患部を心臓より高く挙げて出血、腫れを軽減する。これらの手順で迅速に行うのが望ましいとされている。「あれやった」(圧迫、冷却、休ませる、高く上げる)という覚え方もある。