毎日、日記をつけている人も多いでしょう。でも、ランニングを始めたら「練習日誌(ダイアリー)」をつけてみましょう。練習日誌をつけると、日々のランニングを思い出として残すこともできるし、データを後のトレーニングに活用することもできます。
練習日誌をデータとして生かすには、継続して書き込まれていることも大切ですが、内容もポイントを押さえたものでなければなりません。ぜひ必要なポイントを以下に上げます。
● トレーニング内容
走った距離、そのタイム。できればスプリットタイムやラップタイムも(たとえば10km走ったのなら5kmを何分何秒で走ったか、またトラックを5周した場合は1周を何分で走ったかなど)。レースに出た場合は、その結果報告も。
● 体調
体調は「好調」「疲れ気味」「睡眠不足」などと言葉で表現する方法もありますが、後で見直すことを考えると数値で表すほうが便利です。たとえば5段階評価で記入していくと(5がベストの状態)体調の推移が一目でわかります。
● 脈拍数
起床時の安静時脈拍数は、体調がいいと低く、疲労がたまってくると高くなります。起きたらすぐ1分間ほど手首で計り、データ化して体調をチェックしましょう。
● 体重
わかる人は体脂肪のデータも。
● 天候
できれば気温も。
● その他
反省点、気のついたことなど。
1年間の記録が集積されてくると、どんな練習をした時にどんな体調になり、どんな記録が出たのかが明確になります。それが後で練習計画を立てる時に大いに役立つのです。
練習日誌を長くつけ続けるコツは、空白を恐れないこと。1年の間にはつけ忘れることもあるでしょう。最初から完璧を目指さず、空白があってもいいやと気楽に考えていると、意外と長続きするものです。
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