ランナーの中には、昼休みを利用して走っている人も少なくありません。昼休みランニングには、どんな注意が必要でしょうか。身体は、すでに動きやすくなっているため、朝走る時より簡単なウォーミングアップでOKです。時間が決められているため、トレーニングに集中できます。仕事の気分転換にもなり、午後から新たな気分で仕事に取りかかることができます。少ない走行距離を補うというメリットもあります。
反対に、時間が制限されているという問題があります。ほとんどの人が45分~1時間の休み時間内にトレーニング、着替え、食事を終えなければならず、ウォーミングアップやクーリングダウンを考えると、実際に走れる時間は20~30分ほどです。しかし、ジョギングでも3~4kmは走れるでしょう。走るコースを決めておき、効率よく、また集中してやりましょう。
走った後は、シャワーを浴びてすっきりしたいところですが、そういう設備がない場合は、濡れタオルで身体をふきましょう。その後、ローションをつけるとさっぱりします。くれぐれも汗臭いまま職場に戻らないように。
食事については、どうしても早食いになりがちです。できればお弁当をもっていけば、時間の短縮にもなりますね。トレーニングに時間をとられて、食事の時間がなくなったというような場合は、とりあえずエネルギー補給ドリンクやエネルギーバーを取り(机の中に用意しておくといい)、夕方に軽食を取るのもいいでしょう。
ランニングというすばらしい趣味を持っているのですから、その趣味を職場のみんなにも理解してもらい、うらやましがられるようになりたいものです。