●手袋の目的と働き
手袋の主な目的は、保温にあります。手が冷えると、思ったよりも寒さが厳しく感じられるものです。手袋で手を保温することで、体感する寒さをやわらげようというのです。実際、冬場のランニングでは手袋がないと走れないほどです。
ランニング用手袋は、一般のものに比べると薄くて軽いのが特長です。素材は、綿や綿パイル、アクリルなどですが、保温効果だけでなく、汗をぬぐったりするので、柔らかい肌ざわりと軽さ、吸湿性、速乾性も求められます。レースでは、温まってきたら手袋をとり、ランパンのウエストのゴム部分にはさんでおきます。
●サングラスの目的と働き
ランニングに用いるサングラスは、やはりちょっと特殊なものです。レンズは紫外線カットのうえ、割れにくいポリカーボネート素材にミラーコーティングをしたもの。その他に、いろいろな特性があります。
まず、軽さ。普通のサングラスにはフレームにレンズが入っていますが、このサングラスはフレームが取り除かれています(リームレス)。また、水をかぶっても大丈夫なように、特殊なコーティングによって、汗や水が付着すると水玉になってはじくようになっています(撥水加工)。
さらに、耳にかかるテンプルは着脱しやすいよう、ストレートタイプを採用。また、ゆれてもすぐ落ちないよう、頭の形状に合わせた設計もなされています。サングラスをして走るとレースに集中できるうえ、競っている相手に表情が読み取られないというメリットもあります。
一般のランナーでも、夏の暑い日、サングラスをかけると驚くほど涼しく感じます。乱視気味の人でしたら、サングラスをかけると、ひどいまぶしさが防げます。
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