寒い季節のウォーミングアップや、大会会場への行き帰りに欠かせないアイテムがウインドブレーカーです。一口にウインドブレーカーと言っても種類もさまざま。それをどう選べばよいのでしょうか。ウインドブレーカーには基本的に３種類あります。

(1)保温用のウォーマー
大会会場への行き帰りや、レースのスタートまで着用し、身体を冷やさないようにするものです。テレビで、駅伝の選手などがスタート前に着ているのを見たことがあるでしょう（コート丈で、内側が起毛している）。保温性に優れますが、トレーニングには向きません。

(2)トレーニング用のウインドブレーカー
最もポピュラーなタイプのもので、防寒性はもちろん、走ることを考えて、軽く、動きやすく作られています。このタイプは、天候やコンディションに応じて重ね着することで、いろいろな変化に対応できます。モデルによってはベストとセットになっていたり、吸汗性を考えたアンダーシャツ、タイツも販売されています。最近では、ウインドブレーカー内部の水分（汗）は水蒸気として出し、外からの雨は全く遮断するというハイテク素材のものも登場しています。

(3)より保温性を重視したもの
ウォーミングアップ時などに着用しますが、保温性に優れる分、厚手にできており、長距離のランニングには向きません。

まず１着選ぶなら、(2)を選ぶと、用途が広いのでいろいろなシーンで活用できるでしょう。

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