スタートまでの時間を利用してウォーミングアップをし、走れる身体へと馴らしていきましょう。ウォーミングアップとは、その言葉通り、身体を芯から暖めることで、ゆっくりジョギングして軽く汗をかく程度に行います。身体が軽くなり、スムーズに動けるようになればよいのです。しかし、初心者は、スタート前にウォーミングアップをやり過ぎると疲れてしまい、肝心のレースが走れなくなってしまうので、注意しましょう。
●ウォーミングアップの方法(スタート30分前・例)
(1)ウォーキング(3~5分)
(2)ストレッチ5分(アキレス腱、下腿、大腿部、お尻、背中、体側、腕、胸、肩など)
(3)ウォーキングとジョギングを2分ずつ交互に行う(2回)
(4)レースウエアに着替える(身体が冷えないように手早く)
(5)5分前にはスタート地点へ移動
なお、気温が高い時のウォーミングアップは短時間にすませ、寒い時は、ウインドブレーカーを着た暖かい状態で、時間をかけて念入りに行いましょう。