日本陸上競技連盟（以下陸連）公認の記録を得るためには、以下の４つの条件をすべて満たしていることが必要になります。

(1) 陸連の登記・登録会員であること。これは、所定の用紙に記入し、登録料を添えて各都道府県の陸上競技協会（陸協）に申し込めば手続きは完了します。

(2) 参加しようとする大会の主催または主管が日本陸連、47都道府県陸協、実業団連盟、学生連盟でなければならない。

(3) 審判が公認審判員であること。これは、前記の陸連や陸協によって運営される大会であれば当然満たされている条件です。

(4) 大会のコースが、日本陸連の競技規則にしたがって公認を受けていること。ロードでは、日本陸連が定めた方法で距離が計測されたコース（公認コース）で大会が行わなければ公認にはなりません。つまり、公認大会に参加したとしても、陸連に未登録の場合は公認記録にはなりません。また、市町村陸協主催の大会でも、記録は公認されません。

記録をねらいたい、あるいはエリートマラソン大会に参加してみたいランナーは、まず陸連に登録してから、しかるべき公認大会を選んで出場することです。

詳細については、居住地域の陸協にお問い合わせください。