走れる距離が少しずつ延びてきて、走る楽しさが芽生えたら、そろそろレースに出てみましょう。レースは、トレーニングに張りを持たせ、走る目標ともなるものです。そこで、まず何kmのレースに出るかですが、距離は「実際に走ったことのある距離」または「おそらく完走できる距離」を選びましょう。無理なく完走でき、次はもっと長い距離に挑戦してみようと思うくらいがちょうどいいのです。
その他、レース選びのポイントは、次の通りです。
(1)制限時間が緩やかなこと
初心者が走るのですから、できればゴール時間に制限のないレースがいいのですが、制限はあっても緩やかなレースを選びましょう。目安としては、たとえば5kmなら30分~1時間、10kmなら1時間~1時間半、ハーフなら2時間~2時間半程度でしょう。
(2)日帰りで行くなら、なるべく自宅に近いところ
普通、レースのスタートは午前9~11時です。自宅に近ければ余裕をもって出かけられるし、早めに帰宅できます。
(3)小旅行を兼ねて出かけよう
たまには家族を連れて、泊まりがけで観光&レースを楽しんでみましょう。地方のレースは素朴で温かいものが多く、また、その土地ならではの名産も味わえます。ぜひ前夜祭にも出てみましょう。レースの楽しさと共に思い出も広がります。
(4)先輩ランナーに評判のよいレース、あるいは引率してもらえるレース
先輩ランナーなら、評判のよいレースを知っているはずです。いろいろ教えてもらったり、時には先輩に同行させてもらえば何かと心強いものです。でも、スタート後は先輩に頼らず、自己責任で走りましょう。
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