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マメができた、マメ防止

レース中のマメ対策と治療法について

ランニングのトラブルのひとつに、足にマメができてしまう経験はだれにもあると思います。マメは、繰り返しの摩擦によって起こるやけどの一種です。初期は、皮膚が赤くなって痛むだけですが、そのまま走り続けると水泡ができ、さらには水泡が破れることがあります。ランナーが「マメができそうだ、ちょっと痛くなってきた」と感じるのは、まだ皮膚が赤くなり始めた頃です。

この初期の段階で適切な処置を行っておけば、マメの進行をかなり遅らせることができます。もし、ソックスのしわや、シューズのひもの締め過ぎが原因なら、立ち止まって直しましょう。はっきりした原因がない場合は、給水所ごとに止まって、シューズに水をかけて足を冷やすようにします。マメはやけどの一種なので、冷やすことで多少は進行をくい止められます。

ただし、はき慣れない新品のシューズで走ったためにマメができたという場合、こういった方法はあまり効果がありません。慣れないシューズでいきなりレースに出るのはやめましょう。

マメは、小さな水泡であれば、そのまま放置しても2、3日で中の液体が吸収されて自然に治ります。大きな水泡の場合には、消毒した針をさして液体を抜き、その穴を消毒して、皮膚をしっかりとテープなどで固定します。雑菌が入らないように注意してください。

マメの予防には、摩擦を減らすためにマメのできやすい部位にワセリンや石けんを塗っておくといいでしょう。また、5本指のソックスがマメ防止に効果的という声もあります。

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